高1息子とこれからの話をしたい

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Yママからのご相談


高校入学したばかりの息子がGW明けから休んでいます。息子の高校は、偏差値の高い進学校です。中学生の頃から、家ではスマホ、ゲームばかり、夜ふかしで、そんな中でも、進学校を受験するつもりでいることに、違和感のようなものを感じていました。そのせいか、休み始めて、行く気のない息子を見て、もう登校すく気はないのかもしれない…という気持ちになり、しんどいなら行かなくて良いよという態度でいます。受け入れるのはまだまだ葛藤がありますが…。
このまま休ませていると、留年が決まって、休学や退学を決めることになる、でも道は色々あるんだよということを、どのタイミングでどのように、息子に伝えたらよいか悩んでいます。
本人も分かっていると思いますし、今は、受け入れられないと思います。例えば、通信制高校の話をするにしても、本人がその気になってからでないとですよね。今は、ただ休ませてあげる時なのでしょうか。私も、先の不安で怖いですが、息子も不安だろうなと思うと、どんな声をかけてあげたら良いでしょうか。思春期に入り、親子の会話も少ないので、まずは、何気ない会話ができるようになりたいです。
今の学校が辛いなら、行かなくていい。この先の道は、本人の気持ち次第でたくさんあるから、一緒に考えられるようになると嬉しいです。

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yukiより

Yママさん。はじめまして。yukiです。お便りありがとうございました。お子さまは優秀なんですね!中学時代、スマホ、ゲームばかり、夜ふかしで、偏差値の高い進学校に合格されて。すごいです!今のお子さまはどんな様子なのでしょう。ご自宅での様子が特になかったので、今回は・・・

  1. お子さまにこのまま休んだら留年になることをどのタイミングでとう伝えたらいいのか
  2. その先(通信制など)の話の前に今は休ませる時なのか
  3. 何気ない会話ができこの先のことを一緒に考えるようになりたい

についてお返事しますね^^

学校に行かない子どもたちは自分のことで落ち込むと同時に、私達親に対しても「悪いことをしてしまった」という思いがあります。その延長に「お母さんに怒られる」「嫌われる」「見捨てられる」「呆れられている」など思い込んでしまい顔を合わせることも避けはじめます。お子さまは違うかもしれませんが、進学校では学校に入って割と「高校ショック」を受ける子どもが多いです。同じレベルの子が集まることにより、高校に入った途端順位を大きく落とす子がどうしても出てきます。やらなくてもできていた子が急に落ちることでモチベーションが下がったり、勉強も進学校のレベルやスピードは高く、一気に勉強意欲がなくなり、自己肯定感も低くなり、学校にも足が向かなくなっていきます

今回のお便りを読んでYママさんがとてもお子さま思いであり、理解があって、お子さまは幸せだなって思いました。今は思春期で会話が少ないようですが、男の子って心配されると「自分ができない男」だと言われているように感じやすいです。できないから心配されてる。自分ってダメな男だって(勝手に)思うところがあります。今回のお子さまの不登校がYママさんの課題だとしたら、「お子さま自身の力を信じること」のように思いました。今きっとお子さまは「自宅で居心地が悪い」と思います。これはYママさんのせいじゃなくて、本人の問題。カッコつかない。焦り。親への申し訳無さ。だけど今は頑張る気力が今は出ない。などなどです。これって立場が逆だったらきっとYママさんだって話がしにくい気持ちわかりますよね^^子どもは頑張るから親は褒めてくれる。頑張っていない自分はダメなんだって(なぜか)思うようです。そんなことないのにね。だったらそこから解してあげたいですよね。

留年になることを話すタイミングはもう少し時間があるのでしたら、まず日常会話ができるようになってからがいいと思います。うちのケースを書きますね。私はある時期から徹底して学校のことには触れませんでした。とにかく自己肯定感を上げるために「学校を休んでいる子ども」として接するのをやめました。顔を合わすたびになにか言われると思っていたら向こうもヒヤヒヤしますから^^どれだけ顔を合わせても学校のことを話さずにいると少しずつ油断をしてきました^^まるで人間嫌いになった保護犬を引き取ったような気持ちでした。改めてココロを通わせることからスタートし、お世話するばかりでなく、家にいるからこそたまに頼ってみることで、家にいていいんだという気持ちも感じさせるようにしました。

それでも留年のことはいつか話さなくてはいけません。まずはそれまでに少しでもココロの距離を近くできるように。会話はキャッチボールです。どうしても受け取って欲しいボール(言葉)があるならばその前にこちらを向くように、最初は学校に関係ない易しいボールから。受け取らなくても返球がなくてもそれでいいんです。お母さんが易しいボールを投げ続けると子どもはいつかポイっと投げ返してきます^^こんなことって思うかもですがなんでもない会話をするって意外と難しいんです。「ねーねー!みて!このアイス新発売!」とか「すごいよ!このタオル超柔らかい!」とかなんでもない会話をたくさんしてみてくださいね^^ココロが瘉えたら、自分からこれからのことや考えていることを口にしますよ^^

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お子さまはできる子です。ちゃんとわかっています。だからこそ苦しいんです。そしてだからこそYママさんも苦しいんだと思います。Yママさんの「この先の道は本人の気持ち次第でたくさんあるから」その気持ち、その言葉。いつか必ず伝わります。大切な言葉をボールを受け取ってもらうには易しいボールからね。そして、休むというのは時間や日数ではありません。どんなに長く休んでもココロが回復しないと動き出すのは難しいです。ここでもやっぱりご自宅での何気ない会話の積み重ねが効いてきます。Yママさんがいっそお子さまを頼るくらいになってみてもいいのかもです^^Yママさんはとても優しくて、なんとかしてあげたくて、優しさの分辛いんです。お子さまもその気持ちを受け取っています。同じ様に辛いです。だとしたら?Yママさんはお子さまのココロを緩めるためになにができるでしょう。きっと私ではわからないYママさんにしか見えない気付きがあると思います。支えたい。導きたい。助けたい。が、支えなきゃ。導かなきゃ。助けてあげなきゃ。にならないように^^どーんと受け止めてあげてくださいね^^

私からのお返事はここまでです。少しはお役に立てたら嬉しいです。大丈夫大丈夫。未来はくるくるみんなにくるくるyukiでした。またお便りくださいね。

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