文武両道の進学校での不登校。病んでいく姿を見て、優等生だった息子を諦め、精神を壊すくらいなら学歴を捨てようと決心をしました。

インタビュー

今回は、メルマガを長くお読みいただいている「さくらんぼ」さんからインタビューのご協力をいただきました。さくらんぼさん。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

スポンサーリンク

さくらんぼさん。自己紹介をお願いします。

夫、大学1年生長男(元不登校)、高1(長女)の4人家族のママです。

スポンサーリンク

お子さまのことを教えて下さい

中学2年生の時に部活のトラブルで2週間程の不登校に。部活を辞めて復活しました。その後進学高に合格し、また同じ部活の先輩に誘われて反対を押し切りハードな部活に入部。部活と勉強の両立が出来ず5月早々不登校になり、その後通信高校通学コースに編入。その後、大学生となりました。

スポンサーリンク

高校で再び不登校になった時、気をつけたことはありますか?

中学校の不登校を回復した経験から、高校もなるべく登校刺激はしないように、まずは見守っていました。1ケ月くらいしてふと学校に行ったが、二度と行かないと、部屋にこもってゲーム三昧になりました。目は虚ろになり、廃人化する息子を見て、精神を失くすくらいならと話し合い高校編入を決意しました。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

その頃のさくらんぼさんのお気持ちを教えて下さい

すっかり変わってしまった息子が信じられませんでした。怒ったり、なだめたり、見守ったりと息をつく暇もありませんでした。その後、編入後の通信高校で友人との良い出会いがあったり、中学校での友人に支えられて、現在は高校で学んだwebデザインを大学で学んでいます。友人にも恵まれ、好きな勉強も出来て楽しく大学生活を満喫し嬉しく思っています。

スポンサーリンク

お子さまの友人関係はいかがですか?

友人には恵まれいたが、部活では心を開ける友人には出会えなかったようです。高校時代は中学からの友人が心の支えにもなっていたと思います。大学でも友人に恵まれて、楽しく過ごしています。

スポンサーリンク

さくらんぼさんはどなたかに相談できましたか?


周りに不登校が多く、中学時代の経験からよく相談を受けていました。その後また不登校になった時も相談を受けたママ友にも大変助けて貰いました。不登校児を持つ親の気持ちは経験者にしかわからないと思います。

今は元気になって楽しい大学生活を送っていますが、今でも当時の辛い思い出は忘れていません。あの時こうしていれば…と考えてしまう事もあります。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

さくらんぼさんが心がけたことを教えて下さい


フォローの為に仕事を休みがちになり、心苦しくなり会社を辞めました。病んでいく姿を見て、優等生だった息子を諦め、精神を壊すくらいなら学歴を捨てようと決心をしました。学校も普通高校ではなく、将来の為に夢を探せる高校を選びました。通信高校は週3回の通学だった為、新しい仕事に変わり、息子とも適切な距離がとれるようにしました。

スポンサーリンク

編入先の高校ではいかがでしたか?


編入先の高校で良い友達に恵まれて、将来の夢を見つけ、芸術大に進学しました。高校では色々な行事を任されたり、学内のデザインコンテストで入賞したりし、傷ついた自己肯定感を回復していきました。卒業式では友人と二人で送辞を読み、当日まで知らなかった私は大号泣してしまいました。

スポンサーリンク

今お子さまはいかがお過ごしですか?

楽しい大学生活を送っています。将来は会社のパッケージデザインや広告作成をやりたいようです。
以前はなんでも全力で力の抜き方がわからなかったみたいですが、今はいい意味で抜きまくっています。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

さくらんぼさんから今お悩み中の保護者様へメッセージをいただけますか?


不登校中は学校への連絡も本当に辛いものです。でもみなさん家庭を明るくしようと笑顔で頑張っていることと思います。


私が言える事は、親の力は無力で…周りの人達に助けていただきました。特に、思春期は(特に男の子)他人の大人の言葉の方が心に響くと思います。私は、子供との心の距離を保つ為に趣味に没頭して、今はその趣味を仕事にしています。大人でも夢を持てるんだよ。って見てくれたらいいなぁと思っています。

スポンサーリンク

インタビューをお受けいただいた理由があったら教えて下さい

yukiさんのメルマガをずっとみて、考え方が(不登校当初からも)同じで、今でも読み続け、涙が出る時もあります。


私と同じ気持ちで、仕事を頑張ってみえるんだろうと思っていました。私も子供達に夢を追い続ける姿を見せてあげたいと思っています。ずっとお礼を言いたかったので、この様な形で言えて嬉しいです。
ありがとうございました。

ゆきだるま
ゆきだるま

さくらんぼさん。インタビュー&嬉しいお言葉ありがとうございました

さくらんぼさんのお話には「友人」という言葉が何度も出てきました。さくらんぼさんご自身も相談をお話できる環境にあり、お子さまにもいつも支えてくれる友人の存在があり。ひとりじゃない「さくらんぼ」そのものだなと思い聞かせていただきました。さくらんぼさんはお子さまと距離を取るために趣味に没頭し、今ではそれを仕事にされています。さくらんぼさんの「大人でも夢を持てる」という言葉に私自身が励まされました。さくらんぼさん。ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました