高1の息子が不登校に。通信制高校へ移るも動かない。息子はどうして動けなくなったのか。

コラム

こんにちは。高校時代どっぷり不登校した息子の母yukiです。息子は高校一年の6月から不登校になり、結果、通信制高校へと身を移しました。息子のためにと必死でした。息子を苦しめた学校ならば行かなければいい。朝が辛ければお昼から行けるところにすればいい。規則なんてなくて緩いところにすればいい。苦しめるものをなくせば、また勉強して大学受験に間に合えばそれでいい。息子のためにとそんな思いでいっぱいでした。

その頃の息子の思いなんて…今考えても思い出せません。それも…そのはずです。息子のためにと言いながら、息子の気持なんか考えてもいませんでしたから…だけどね。私分かったんです。子供がどうして動けなくなるのかと言うとね…

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子どものココロからなくなったもの

学校に行けなくなるきっかけや理由って、ほんと・・それぞれなんですよね。だけど【いじめ】が原因だっていじめられた子は全員不登校になるわけではなくて。【勉強についていけない】子が全員不登校になるわけではなくて。なのにどうしてうちの子が?そう思い、甘えるな!負けるな!と思ってしまいますよね。(私……そうでした)目の前の出来事だけを解決してもダメで、次の場所を与えても……根本が分かっていないとダメでした。

不登校になるって、子どものココロにあるグラスから【元気の素】が空っぽになるんです。子どもの心にはピカピカのシャンパングラスがあります。大きかったり小さかったり、丈夫だったり、繊細だったりするけれど、一人ひとりココロにグラスがあります。そのココロのグラスに【元気の素】が通常いっぱい入っています。でも外で生きるって子どもでも大変で、先生に怒られたり、友達とケンカしたり。なかよく遊んでいても、実はちょっと気を遣ってたりで心のグラスの中の【元気の素】を使いながら生きていて、知らぬ間にヘトヘトで家に帰り着いたらドッと疲れがでます。

子どもたちは、ただいまと帰ってきた家で……美味しいごはん、家族との時間、部屋でゴロゴロしたり、温かいお風呂に入ったり、ふかふかのお布団、家族で笑ったり、今日の話をしたりして・・そんな何気ない時間で【元気の素】をいっぱいにして次の日を迎えます。

だけどね。ある日各々の理由で、グラスにヒビが入ってしまいます。グラスにヒビが入ったら、お友達が注いでも家族が注いでも【元気の素】はたまらなくて。カラカラになって、そこで……パタッと動けなくなります。

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【元気の素】=【頑張るココロ】

少し私の話をしますね・・外の世界で頑張って知らぬ間に疲れていた子どものココロを満たす事を私はそもそもできていなかったなんです。親として必要な仕事として、炊事、洗濯、掃除をして懸命に子どもを支えていたことには間違いありませんが、そこには愛情がありませんでした。子どものことを思うココロがいつの日からか私には少なくなっていました。

ヘトヘトになって帰ってきた息子に、おかえり。宿題は?テスト見せて。復習もしなさいよ。部活はどう?レギュラーになれそう?って。子を思い、励ます為にと言えば、格好もつきますが、追い立てる様に次へ次への言葉ばかり。これではココロは休まらなかったと思います……。しかも相手(息子)は限界が来て、心のグラスにヒビが入っているのに……。そんなことに気付かず、とうとうグラスは空になり息子は学校に行けなくなりました。

グラスにヒビとかきましたが、その動けなくなるきっかけはいろいろです。それでも頑張ろうという心が空になったら、どんなに状況を解決しても動きません。クラスが変わっても。学年が変わっても。学校が変わっても。【元気の素】は【頑張るココロ】に繋がります。動けないのは【頑張るココロ】が空だからでした。

その【頑張るココロ】に大事な【元気の素】は何でいっぱいにするのかと言うと【ある特徴を持った愛情】です。ただの愛情ではありません。ここでお願いをしたいのですが、愛情不足だからうちの子は動けなくなったと自分を責めないでください。今どんなに愛情を注いでもグラスを満たすことができないのは、今はグラスに【ヒビ】が入っているから。決して与える量が少ないからではありません。一旦ヒビが入ったら、まずそのヒビを修復することからスタートしないと、どんなに私達が愛情を注いでも、目の前の問題を解決してもココロは満たされることはありません。この順番を知らないと、ずっとヒビの入ったグラスに愛情を注ぎ、一杯にならない・・と、私達親のほうがカラカラになってしまいます。

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どうしてヒビが入るのか。ヒビが入る特徴、ヒビの修復方法などは順に書いていきますね。あわせて読んでくださったら嬉しいです。

うちの場合はどうなのかな?・・そんな時は、無料メール相談にご連絡くださいね。サイト上でお返事いたします。一緒に頑張りましょう。

大丈夫大丈夫。未来はくるくる。みんなにくるくる。yukiでした。

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