不登校。二学期から行くようにするためには、親としてどんな対応をしたらいい?〜今からできるポイントを知りたい〜

未分類

子どもの不登校。二学期、三学期、新学年。月曜日、運動会、修学旅行などなど節目や行事近くになると親はこのタイミングで学校に戻れないものかとソワソワしてしまいます。頭では「焦らない」とわかっていても、このタイミングを逃したらまた動けないかも。とつい背中を押したくなります。そんな心を知ってか、まだまだ辛いのに「2学期から行く」と言い出す子どももいます。この子が本当に行きたいのか。本当は無理しているのか。子どもの心は子どもにしかわかりません。でも何れの場合でも親としてできることは同じこと。今回は「行く」と言っても「行かない」と言っても「行くと言ったのに行かない」としても始業式の前日に親としてできることをまとめてみました。

スポンサーリンク

前日の夜にできること

学校に行くと行った場合、行かないと行った場合、どうするのかわからない場合でも親としてすることは同じです。それは「親が張り切らないこと」です。行かないと言っても、「もしかして朝急に行くって言うかも」とやたら早く寝せようとしたり。そのためにはお風呂に早めにいれておかないと。そうすると食事は何時に?と学校を休んでいる毎日と明らかに違うタイムスケジュールで動かそうとしてしまいます。(私が何度もそうでした・・)息子の不登校を経験した母として言えるのは「行かないだろう」と思ってて丁度いいくらいに思います。前日の夜に一番心がけたいのは「親が張り切らないこと」です。学校で苦しいことを経験した子どもは新学期の準備に入る8月後半から「また同じ様な生活が始まる」と不安になります。その心理は「ジェットコースターに乗ったときと同じ」と言われています。ジェットコースターはスピードを上げて落ちている最中よりも落ちる直前のほうが強い恐怖心を感じます。2学期が始まる前の夜は、まさに一番怖い日なのです。「行かないと思ってて丁度いい」と私が書いたのは、諦めなさいという意味ではなく、その日を特別な日に感じさせないようにしてあげてほしいという気持ちからの言葉です。子どもって切りがいいところからのスタートじゃなくても、行くときは「なんで今日?」みたいな日でも行くものです。

スポンサーリンク

前日にしてはいけないNG夜ご飯

明日は節目の日。明日は行事当日。そんな前日の夜は、子どもたちは想像もつかないほどの大きなプレッシャーを感じています。「親はどう言ってくるのだろう」「行けるかな」「行けなかったらどうしよう」という不安はもちろんですが「行かないって言って怒られたらどうしよう」「行けなくて親をがっかりさせたらどうしよう」と周りの大人の目を気にして自分をどんどん追い込む子どももいます。

その夜ご飯、明日は頑張って!と張り切りご飯をしてしまうとそれだけで子どもにはプレッシャーです。張り切りご飯NGな理由は(※おすすめ料理やNG料理は後で書きますね^^)行かなかったときに勝手に期待した私達親の「せっかく張り切って料理したのに」との、がっかり感と怒りが増すからです。

親だから口を出したい。支えたい。力になりたい気持ちは私にもあったのでわかりますが、むしろそれがプレッシャーになってしまいます。私達大人ができるのは、子どもの体と心の健康を整えてあげること。そしてどんな朝を迎えても変わらず接してあげることです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

無理をさせないは「何もしない」ではない

見守る。子どもの自由にさせる。子どもに任せる。手を放す。これらの事と、放任することとは少し違います。親子で意識したいのは、じゃあどうしようか。と共通の意識を持つ事が大切になってきます。自宅で過ごす子どもの様子は複数のパターンがあります。元気な子。学校に行かず出歩く子。部屋にこもる子。ふさぎ込んでいる子。ゲームにハマっている子。一日中配信動画を見ている子。退屈だと嘆く子。それでも次の一歩に対して何も触れず、何もしなくていいのかというと私はそうではないと思っています。「いつか動けるときがきたときのために」「いつか夢を持ったときのために」親子で共通の意識【健康であること】を持つこと。この意識は親だけでもなく子どもにも必要です。健康を保つために用意した同じご飯でも、イヤイヤな気持ちがあるとお互いに食事に対して楽しい気持ちがわきません。張り切らず、簡単に、手を抜き、私達親の負担も減らしながら美味しいご飯ができたらいいですよね^^

ホントおすすめ♥

私はもともと「手抜き料理派」なのですが、去年買ったこの本が今のイチオシです^^一品に対して材料が2〜3個でいつもの調味料でできます^^美味しいのに簡単なレシピなのでアレンジもやりやすくたまにウチの味とはあわないと思った時は同じ工程で材料を変えたり調味料を変えたりするので失敗なく作れています。※レシピ動画では私はおもうように追いつけないので本が助かります^^

Amazon.co.jp
スポンサーリンク

勝負メシ「カツ丼」はダメ?なにが張り切り飯?

明日という日を元気にごきげんに迎えるために美味しい料理をしたいと思うお母さんも多いと思います。昔から勝負メシとして「カツ丼」や「とんかつ」が上げられます。うちの子も「とんかつ」が好きでよくリクエストされるのですが、好きなものは始業式などの節目の日の「前日」より当日の夜ご飯としての方をおすすめします。行っても、行かなくても、行こうとしたけれど行けなくても、そんな日にいつもと変わりなく、おご馳走が並ぶのって嬉しいですよね。だって今日という日がどんな日でも、「心身健康に元気になることが一番」ですもんね^^

カツ丼や揚げ物を前日に避けたほうがいい理由は、前述したように、始業式前日は「ジェットコースターが落ちる寸前の恐怖心」でいっぱいです。そのストレスで胃が弱っている子も少なくありません。消化の悪い食事は胃痛、腹痛になる原因になる恐れがあるので、お寿司屋お刺身などの生ものも避け、体調も考慮し食事の用意をしたいものです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

ご飯が大事な理由:腸は第二の脳〜幸せホルモンは腸で作られる〜

前日は張り切りご飯NG!ではおすすめ食事はというと、季節にもよりますが、鍋ものやシチュー、煮込みうどん。お肉だったら豚肉の生姜焼きやササミの梅肉和え。果物はバナナやりんご・・とイメージとしては子どもが風邪を引いたときに用意するような、消化がよく、栄養価が高いものがおすすめです。腸は第二の脳と言われていて、腸内には脳内と同じホルモンを作る力があり、腸内を整えることで脳機能を高めることに繋がります。セロトニン(幸せホルモン)は脳より腸で多く作られます。

次に今から取り組みたい日々できる食事の工夫をご紹介します。

スポンサーリンク

睡眠力を上げるおすすめ食材

エネルギーが溜まって、明日から学校に行く気持ちになっているお子さまにも、その手前の段階のお子さまにも、動き出すことに必要なのは「睡眠」です。この睡眠力を上げるために効果的な食べ物が「ヨーグルト」です。質の良い眠りには眠りを誘うホルモンの「メラトニン」が必要不可欠です。このメラトニンの分泌を促すには腸内環境を整えることが大事です。「メラトニン」の材料となる「セロトニン」というホルモンの95%は腸で作られています。

やっぱり「セロトニン」が大事ね!

睡眠に必要なメラトニンのためにセロトニンが必要なんだね!

腸内環境を整えることでメラトニンの生産量が増え睡眠力が上がる効果も期待できます。腸内環境を整えるために手軽にできることは「ヨーグルト」の摂取です。ヨーグルトに含まれる「トリプトファン」という成分は摂取してから15〜16時間、メラトニンに変化します。

私は不精なので通販でR-1を買っています^^最初はスーパーで買っていたのですが、買い忘れしたり、重かったりなので、今はなくなったらポチっと買ってます^^R-1は低糖タイプでも十分に甘いですよ^^

Amazon.co.jp: 【Amazon.co.jp限定】明治プロビオヨーグルトR-1 ドリンクタイプ 低糖・低カロリー 112ml×12本 強さひきだす乳酸菌【クール便】 : 食品・飲料・お酒
Amazon.co.jp: 【Amazon.co.jp限定】明治プロビオヨーグルトR-1 ドリンクタイプ 低糖・低カロリー 112ml×12本 強さひきだす乳酸菌【クール便】 : 食品・飲料・お酒
スポンサーリンク

まとめ

  • 始業式の前日の夜「行かないだろうな」くらいの気持ちでいる
  • 夜ご飯は張り切らない
  • 消化がよく栄養価が高いものをおすすめ
  • 腸は第二の脳。幸せホルモンのセロトニンは腸で作られる
  • おご馳走は始業式の夜に(行っても行かなくて変わりなく子どもが大事)
  • 動き出すには睡眠も大事
  • 睡眠力をあげるにはメラトニンが必要不可欠
  • メラトニンの材料はセロトニン
  • セロトニンは腸で作られる
  • 腸内環境を整えることでセロトニンがたくさん作られメラトニンの生産量が増える
  • 腸内環境を整えるために手軽に摂取できる「ヨーグルト」
Amazon.co.jp: 【Amazon.co.jp限定】明治プロビオヨーグルトR-1 ドリンクタイプ 低糖・低カロリー 112ml×12本 強さひきだす乳酸菌【クール便】 : 食品・飲料・お酒
Amazon.co.jp: 【Amazon.co.jp限定】明治プロビオヨーグルトR-1 ドリンクタイプ 低糖・低カロリー 112ml×12本 強さひきだす乳酸菌【クール便】 : 食品・飲料・お酒

スポンサーリンク

スポンサーリンク

〜厚生労働省から〜

まもろうよこころ

2022年8月10日厚生労働省は子どもや若者の自殺防止に向けた取り組みの強化を開始しました。小中高生の自殺者はここ数年増加傾向が続いています。2020年には過去最多。2021年には過去二番目に多い深刻な状況です。「まもろうよこころ」では電話やSNSでの相談窓口が用意されています。必要な方に届きますように。

タイトルとURLをコピーしました