子どもの不登校。親として「当たり前」のことを話しても子どもには伝わらない。背中を押しても無反応。心に訴えても響かない。叱咤激励。どれもダメ。
そんな時ってないですか。そんな時どうしたらいいのか分からなくて相談やカウンセリングを受けて、方法を教えてもらってやってみてもうまくいかない。
じゃあどうしたらいいの?どうしてうまくいかないの?
①心がステップアップしていく順番
心がステップアップしていく順番にはまず「癒やされること」が必要です。
①つらい日々、悲しい日々の中「自分の事をわかってくれる人がいる」「私のことをわかってくれる」と思える関係性から「癒やし」を感じます。
②癒やしを得た人は「変わろう」とします。でも、変われない私や、変わろうとしても周りが変わっていないからその差を感じて変わることを辛いと感じるときがきます。
③その後、人は人。自分は自分と気付きます。変わり方も人と違っていいことも、人には人の考えがあるからと相手を思いやる心も出てきます。そんな気付きをありがとうと苦しかったことにすら「感謝」をするようになります。
④その感謝から自分も役に立ちたいと思う時が来ます。どんどん人に与えてどんどん人に幸せになって欲しいと願います。
④そうやって手に入れたお金や地位、人付き合い。なのですが重荷に感じたり負担に感じたり、キャパオーバーで頑張ることが難しくなってきます。そして感謝して今まで手に入れたものなどもリセットをします。必要のない付き合いをやめたり、無理なことをやめていきます。スッキリしてまた頑張ろうと思います。
⑤スッキリしたはずなのに寂しさを感じます。スッキリしているのに人恋しくなってきます。そこでまたこの気持ちをわかってくれる人を求めます。
⑥ここでまた①に戻ります
②教える人はここに注意
アドバイザーは自分の学んできたものや経験で物を言います。学びの中で、上記のステップアップで自分のその時の心の状態と「自分が一番共鳴した教え」を「一番いいもの」としてアドバイスをしています。
どれも大事な段階でどれも大事な経験です。ただ自分が一番いいと思ったステージと子どもが今いるステージが違うとどうしたって響きません。
話を聴いてほしい時、変わりたいから助言がほしい時、ただただ感謝したい時、感謝から生まれた幸せをおすそ分けしたい時、キャパオーバーで手放す決意をした時、また人恋しくなり話を聴いてほしい時・・・を繰り返しながら心はステップアップしていきます。
自分がいる場所と子どもがいる場所。自分がいいと思っていることと子どもがほしい言葉が違うとマッチしません。
同じ自分でも成長の時期によって自分が欲している物が違います。
このことを知ると、たとえ自分がかけた言葉が相手に響かなくても、自分のステージと相手のステージが違うから響かなくても当然ですが、今回かけた言葉は、いつか相手がそのステージに来た時に響いてくるから。決して無駄じゃありません。落ち込まなくて大丈夫^^
どのように行動したらいいのだろう