心がある場所で話をすること

コラム

子どもの不登校。どんなに励ましたって子どもの心に届かないことありませんか?新しい居場所の提案をしても「うーん」と唸るだけ。親としては焦りますよね。

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例えばね、ママ友から相談を受けたとします。「夫に痩せなきゃ離婚だって本気で言われたの。どうしよう」そう言われたらどう答えますか?「酷い旦那ね!」「今のままがかわいいよ」「ダイエットだったら○○がいいよ」どんな言葉をかけるでしょうか。もし、ご主人が大好きで(ここに【もし】がつく私もどうかなのですが^^)ご主人に離婚だと言われたそのことにショックを受けているママ友と、元々大嫌いだったご主人に「離婚」と言われて腹が立っているのと、自分でも本当に痩せたいと思っている人がいう「どうしよう」では心がある場所がちがいます。

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ただただ話を聴いてもらいたい。わかってもらいたい時ってありますよね。自分が間違っていることも世間と比べて甘いこともわかってて、それはわがままだと言われても、それでもいいからとにかく自分の話を聴いてほしい。わかって欲しい。ってありますよね?

そんな時にアドバイスやダメ出しって少しもありがたくないですよね。それどころか「どうせわかってもらえない」とますます殻にこもってしまいます。

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こんな自分嫌だ。そろそろなにか始めたい。何かをスタートさせたい。そう思っている時ってありますよね。そんな相談をしたら、「今をありがたいと思いなさい」とか「今を見つめて感謝して」「当たり前は当たり前じゃない」とかいう「感謝で世の中成り立っている心得」を言われても、自分がする感謝をあなたの尺で話さないでくれる?十分感謝してきたのよ。望むことは罰当たりだというの?とこの人に話しても一緒だと心を開くのをやめます。

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「夫に痩せなきゃ離婚だって本気で言われたの。どうしよう」そう言いながらも、別に病気でもないし健康だし。私は今のままでいいんだよね。そう思っている時に「痩せて見返してやろうよ」と言われたり「本当ね少し痩せたほうがいいのかもね」そう言われると、うーんそんな話がしたかったわけではないのだけれど、違うのよどうして私の気持ちをわかってもらえないのかなと、もっと話ができる人を求めたり。次々に話をしてみるけれどなかなか自分のほしい言葉が貰えなく満たされなく感じたります。

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自分が、子どもの心の場所がどこにあるのかがわからないときは、1つ1つやってみることです^^

①アドバイスをどれだけしても伝わらないときは、ただただ心が話を聴いてもらいたい時かもしれません。

②今のそのままでいいと感謝の心を伝えても伝わらないときは、心が変わりたいと願っているときかもしれません。

③こうしたらいいんじゃない?とアドバイスされたり、共感されても不満足気なときは、本人的には今をありがたいと思っているときかもしれません。

望んでいない言葉はどれだけかけても響きませんが、わからないときは片っ端からやってみる。だって本人が一番自分の心の場所がわかっていないから。こちらから気付いてもらうために、様々な声掛けが必要です。

空気が冷えた清流の横で冷えたペットボトルのお水を渡されても嬉しくないけれど、カラカラに乾いた空気の砂漠でもらったら嬉しいですもんね^^今自分がどこにいるのか。今この子はどこにいるのか。それによって必要な言葉は違ってきます。

あなたの心の場所はどこだろう

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