ほぼワンオペ育児を救ってくれたのは出会いでした

インタビュー
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自己紹介をお願いします

私は50代で、夫と3人の息子がいます。長い間専業主婦でしたが、3年前から不登校の子供の居場所や中学の別室のサポートする仕事をしています。

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お子さまのことを教えて下さい


元不登校の三男は、小6秋から不登校になり、小学校卒業式あたりと中学校入学からしばらくは少し通えてましたが、中1秋から中学卒業までは卒業式を含めてほぼ学校に行くことはしない重度の不登校でした。

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不登校になりどんなお気持ちでしたか?


とにかく孤独で不安しかなかったです。本当に初期の頃は状態も悪かったので、児童精神科の先生の診察のときに、話を聞いてもらってアドバイスをいただきました。その時の先生の話が今の考えに繋がっているので、最初にその先生と出会えたことは、親子共によかったと思っています。

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ご家族とはいかがですか?


夫は仕事が忙しく、私は専業主婦だったこともあり、不登校前からずっとワンオペ育児で、それは不登校後もほとんど変わらなかったです。不登校になって言いたいことはあったとは思うけど、児童精神科の先生に不必要な声かけはしないで、と言われてたから、それをしないことだけはよかったです。兄2人もいますが、いろいろ思うことはあっても表面上は普通に接してくれてました。私がギリギリの状態だったから、今思うと気を遣ってくれてたかもしれないです。今もあまり変わらないです。(兄弟の不満を私に愚痴るぐらいです)

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お友達関係はどうですか?


不登校の期間は同級生に会うこともなく、友達も高校以降の友達のみです。中学校は、兄のときから不信感があるので、親の私も行かせたいとは思わなかったです。

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ママ友との関係は変わりましたか?


不登校になってから、私も学年が同じママ友には会わなくなりました。子供の学校が違う人や不登校仲間の人には、たまに会って話をしてました。専業主婦だったので、不登校の親の会に参加するまでは孤独な日々をすごしていてかなり辛かったです。

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孤独から抜け出すためになにかされました?


子供が不登校になって、孤独感が強かったのですが、不登校の親の会に参加するようになり、同じ不登校のお母さん達に出会えて、話を聞いてもらったり、いろいろなお話を聞いたりして、自分だけじゃないんだ、って思えたし、少し先を行く先輩の話はとても励みになったり役にたちました。今は元不登校なので、私も誰かの役にたてたらいいな、と思っています。

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お子さまが変わるきっかけがあったら教えてください


子供が変わったターニングポイントは、気持ちが落ち着いてきた中2の頃に、不登校専門の家庭教師の先生に来てもらうことになり、家族以外の人と関わりが持てたり、その先生と一緒のときは熱心に勉強するようになり、高校進学のきっかけの一つになりました。

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現在のお子さまことを教えて下さい


全日制の私立高校を卒業後、指定校推薦でその時に希望していた大学に入学して、今は大学2回生です。
今でも人が多すぎるのが苦手だったり、繊細さん気質はあるので、大学生活もなかなか大変ではありますが、課題もまじめにしながら、部活にも所属して今は頑張っています。

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子どもの不登校でお悩みの保護者の方にメッセージをお願いします


子供が不登校で全く学校に行かないときは、親も不安でいっぱいだとは思いますが、子供は心のエネルギーが溜まったら、自分で動きだします。勉強に興味を持ったら驚くほどのスピードで学ぶし、勉強じゃなくても、イラスト描いたり筋トレしてみたり、ゲームやパソコンでも好きなことができたら、そのうちに自分でいろんなことを考えて実現していくと、私は信じています。とにかく親は焦らないで、家の居心地をよくしてあげたら、それだけでいいと私は思います。

ゆきだるま
ゆきだるま

けいこさん。貴重なお話をありがとうございました

けいこさんは(ほぼ)お一人での子育ての中、児童精神科の先生や親の会での出会いを経て、現在ご自身が不登校でお悩みのお母さまを対象に「マンツーマンお話会」を開催されています。ご経験されたからこそお話できることがいっぱいですね。詳細など、けいこさんのブログもあわせてぜひ御覧ください。

けいこさんのブログ→→ネガティブかと思ってたけど、実はポジティブでした

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