子どもの不登校。悩みが次々に出てきます。学校へ戻すこと。そこは諦めてもなにかしてほしい。それもない。自宅でできる簡単なこともやらない。人に相談しても、それは甘えだと理解してもらえないか、それも大事な時期だからと慰められる。
自分がほしい言葉はそうじゃない。誰に相談しても解決できない。そう思うことありませんか?
それは子どもも同じように思っています。
①子どもと話す時
子どもと向き合い話す時に、この子に「ハッ」としてもらいたい。私(親)が味方だと伝えたい。応援したいと伝えたい。この子を受け止めよう。
そう意を決して向き合います。①親として伝えることは伝えた。でも子どもには変化がない。失敗だ。②話をして100%譲歩して味方になっているのに、いつまでもグズグズして煮えきらない態度。わかった!頑張るって言わない姿にイライラ。やっぱりダメだった。失敗だ。③話をして頑張るって言ったのに次の日も変わらぬ姿に「また嘘つかれた」と落ち込む。失敗だ。
そう思ってしまいますよね。私もその繰り返しです^^でもね、繰り返しているけれど私は失敗だとは思っていません。
子どもと話をする時の主役は子ども。私の感情、私の意図、それが上手くいかなかったから失敗とはそれは私(聞き手)の都合すぎですよね。子どもがありのままの姿をみせることができること。それがまずは第一歩です。もがいて苦しんで自分の嫌な部分や周りの嫌なこと、苦しいこと、悲しいこと、情けないこと、もがいてカッコ悪い姿をどれだけ見せられるか。そこがスタートです。
こんなこと言ったら怒られる。こんなこと言ったら否定される。こんなこと言ってもわかってもらえない。だから黙ってしまう。だから話せなくて怒ってしまう。だからカッコつけて頑張るって言ってしまう。
どれだけもがき苦しむことが許されるのかを知らないと話はできません。(癒やされないと変化はおきない)
うまくいく、いかないは結果の話。子どもと話をする時の主人公は誰になっているのか気をつけたいものです。
②変わりたい時には変われない
これは話すことや頑張ろうと思うことが「無駄」ということではなくて、先を見るために、内をみることが必要だからです。苦しいことを無理に探って穿るということはせず、自分が苦しむことを許す。これが苦しかったんだと自分で気付く。隠れていた自分が出てくる。それは過去の自分も新しい自分も出てくる。
もがくことも許されない。もがき苦しむことも甘えだと言われ、努力が足りないと言われたら、苦しむことも隠して、触れずに、心の奥にしまって偽って生きてしまいます。それを抱えたまま新しい自分に変わることは難しく、なかなか結果が出せずまた奥にしまってしまいます。
変わりたいと前を向く時には、もがき苦しむことも必要だとわかると、子どもが動かないことも、否定的なこともそこも含めて話ができると思います。
無理やりポジティブを押し付けない。無理やり親切を押し付けない。まずは心のまま苦しむ心が出せるような。そんな関係になっていきたいものです。
成長できる人とできない人の違いはどこにあるのだろう
※今日,
今週末は忘年会のため明日の投稿はお休みします。