まさか自分の子どもが
不登校になるなんて
まさかこんな毎日が待っていたなんて
あの日の幸せは
あの日には感じなかった
失ったから過去を幸せだと
嘆くようになった
未来も見えなくて苦しくて
過去の幸せにまた泣いて
もっと当たり前の日々に
感謝しておけばよかった
今この苦しい日々が
私にとって当たり前の日だとしたら
今何に感謝できるのだろう
コップ一杯の水を
エアコンの効いたホテルで出されても
まずいといったかもしれないけれど
砂漠でコップ一杯の水を出されたら
美味しいと思い
水をくれた人に感謝するだろう
今自分がいるところが
自分の当たり前だとしたら
子どもの不登校で私は何に
感謝するだろう
何に感謝できるのだろう