ここのコラムでは「変わる」について書くことが多いかもしれません。その点に悩むママさまが多いのでやはりここは大事なテーマだと私も思っています。
今回は変わろうと決心したのに変われないことに悩むときです。
自分のことを知らないと子どものことがわかりません。自分が体験、経験しないと子どもにはうまく伝えられません。変わりたいと思うのに変われない時のポイントを自分自身でまずは解消しないと、子どもに対して「どうしてやらないの?」「やるっていったじゃない」と約束してもやらない姿に悲しくなってしまいますから、まずは自分自身がどうして変われないと苦しいのかを知っておきましょう。
①どうして変わりたいの?
運をあげる方法として有名なのが「トイレ掃除」お手洗いそのものをきれいにすることは必要なこと。運気云々もあるけれど、汚れていると気になるのでトイレ掃除はマメにやっています。
子供の不登校に運気アップ、これは効くといわれたら熱心にしてしまうのが親です。でもそのうちこれで本当に運が上がるの?子供が学校に行くようになるの?私にいいこと起こるの?と疑問がわいてきます。
そもそもどうして変わりたいのか。変わりたいと思うのは、未来に向けて頑張りたいときもあれば、不安から逃れたいときもあります。不登校の子どもを持つママが変わりたいと思うのは、後者の不安から逃れたいときが多いです。
その場合変わる方法をどれだけ探しても、根っこが解消されていないので、なかなか変わるために行動を起こすことができません。
②現状維持が好き
このままじゃいけないと思う気持ちは本当です。だから変わりたいと思う気持ちも本当です。でも人間の身体と心は「現状維持」を好みます。変わったことを取り入れようとすることを拒否します。これは不登校のママに限らず誰でもそうです。(※恒常性維持機能)構造上そうできているので、そんな自分がいることは悪いことではありません。変われない自分を責める必要はないんです^^
※恒常性維持機能・・外部環境の変化にかかわらず生体の内部環境を一定に保とうとする機能
変わろうとする時に違和感を感じたり、変わろうとする時にだって・・でも・・と拒否感を感じるのも悪いことではないと理解した上でステップアップしていきましょう^^
③やるのは自分
変わりたいと嘆き自己啓発的なママ会に参加したり、先輩ママのお茶会に参加したり、本を読んだり、それでも変われない自分がいます。そんな時に「ほら騙された」そう思うことってあると思います。そんなこと私もありますよ^^
そんな時はどうしてその方法を選んだのか?です。○○さんがいいと言っていたから。○○さんのポジティブ会で私も○○さんみたいになれると思ったから。お金払ったんだから私を変えてくれるんですよね?
そんな気持ちがある時は「人に変えてもらおう」とか「この人なら変えてくれる」と思っているときです。
自分がやりたい。自分がやる。その気持で行わないと、誰がやるのでしょう。「お客様」や「他人事」の気持ちのときには変わることができません。
④変わりたいのか変えてもらいたいのか
性格は変えられないけど、考え方を変えることはできる。こんな私もいいじゃない。って認めた上で自分でなにかをやってみる。こんな私は大嫌いだと思っている自分を認める。でもずっと嫌いよりも少しは好きになりたいよね。だったらどこを変えてみようかな。これならできるかも。そんな感じで自分でどんどん自分をアレンジして。チェンジじゃなくてアレンジを。
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