子どもの意志と親の覚悟

コラム

子どもが二度目の不登校。二度目はもう20歳過ぎていたことから、これは学校や社会復帰よりもまずは健康にと「うつ消しごはん」を実践中。

おかげさまで身体の調子もいいようです。「不調」を訴えることが少なくなり、「機嫌」もよく「文句」も減りました。そうなると・・・ここから先は私だけではないけれど、「家では元気だけど」の悩みにぶつかります。

家で元気になったら・・・少しずつ手を放していく覚悟が親にも必要になってきます。元気になったらというのは、こちらが気をつかっていれば割と平穏に過ごせるようになったら。を私は目安にしました。決して昼夜逆転やゲーム暴言がゼロになってからではありません。息子も部屋の中の姿は無法者だけど、リビングでは会話も笑顔もあり、気は使うものの平穏に過ごせるようになり、それを起点に元気になってきたんだなと判断をしました。

100%問題なく元気もりもりやる気にみなぎる日を待つまで、親も子もその先の行動がゼロではどの方面にも復帰が難しいので1とか2とかずつ進んでいけるように多少の刺激も必要だと思っています。

でも私たち親は不登校の初日をみています。それから今日までの日々を見てきました。だからその刺激でまた喧嘩になったらり更に部屋に閉じこもったりされることを怖いと思います。

あの日に戻るのが怖いから「子どもが望まない」だから声掛けができないと自分に言い聞かせていました。

喧嘩をしても仲直りができる。機嫌が悪くなってもまた元の仲に戻れる。もし一からやり直しならそれでもいい。もう十分この子を愛した。自分が年老いて働けなくなるまでになんとか社会と繋げておきたい。

だから喧嘩になってもいい。機嫌悪くなられてもいい。私たちなら大丈夫。また1からやり直せばいい。と・・そんな覚悟を持つことにしました。ここまでは心と身体を健康にすることだけを目標にしてきましたが。プラスもう一つ。刺激について見直していこうと思います。

まずプラスすることは目標を高くすること^^(うちにとっては・・です)不登校の絶不調にいたころは「おはよう」って朝(昼?)起きてきたことから嬉しかったり、食卓からシンクまで食器を運んだだけで嬉しかったりしたけど、そこはゴールじゃない。せめて週一か二のバイトをもう1日増やす。最低何万は稼ぐ。親としてお世話はついついしてしまう分「だったらバイト増やして」をプラスしていきたいと思います。

面接に行っただけですごくて、週一とか週にでも順調に休まず行っていることもすごくて。でもここで終わらせないように。ここがゴールじゃないと自分でも分かるように。社会と繋がる日をもう1日増やす。1日でも外に出る日が増えるように。

これは急にはできないので、まずは元気になったと親が判断できてから。その元気は昼夜逆転がなくなったからとかじゃなく気を遣えば平穏に過ごせるようになってから。そこから各御家庭にあった手の放し方。「すごい」のハードルを上げていく。この子ができることの目標を上げていく。そんなところから1つずつ。

そこには子どもの気持ちも必要だけど(怒って伝えず)親の本気の覚悟が必要で。不安になったりできない時は友人に相談したり、掲示板やチャットでみんなで話をしながら親も1人で落ち込まないように。

目標を大きくしてみよう。そのためになにからはじめたらいいのか。健康面のサポートと平行してできることはなんだろう。

コラム魔法の言葉〜ママへのおまじない〜

comment

  1. tokumei より:

    目標は親が決めることなんでしょうか?
    1度目のとき、促して進んで大学生になりましたけど
    また動けなくなり2度目の今、また同じことをやってらっしゃるように
    見えちゃいます。失礼なこといってますが、そう感じてしまったので。

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不登校から幸せな未来へ「親子でHappy」
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