別室登校を認めない高校を退きアルバイト中「社会では学歴が必要」と思い知り大学進学を決意!自分で目標を持ち動き始めたその先は・・・

インタビュー

今回は高校男子の不登校を経験した「わらびもち」さんにインタビュー。わらびもちさんの言葉は短いけれど深さがあります。不登校のその先まで考えるきっかけになるインタビューです。

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自己紹介をお願いします


主人と息子と3人暮らし。
近所でパートをしています、わらびもちです。
よろしくお願いします。

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お子様のことを教えて下さい


高校2年に進級したタイミングで体調を崩し。
ようやく登校できた時には、すでに仲良しグループが出来上がっていて、クラスの雰囲気にも馴染めず。
体調不良を理由に、行き渋るようになりました。

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行き渋った時どうしましたか?


「行かないと、もっと輪に入れないよ!」
なだめたり、時には声を荒げたり。
友達の事だけでなく、授業についていけなくなる事にも、ものすごく焦っていました。

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不登校に対しご家族はいかがでしたか?


「理解しないだろう」と勝手に思っていたので、主人にはなかなか言うことが出来ませんでした。
ですが、息子の考えに理解を示し、サポートの手を差し伸べたのは主人でした

今では1人で抱え込まずに済むので、気が楽です。

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高校の対応はどうでしたか?


担任は色々頑張ってくれましたが、学校が保健室登校を認めていなかったので。
別室で補修を受けていましたが、出席にカウントされないと分かった時点で、通う意味がなくなりました。

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お友達とは今どうですか?

1年の時に仲良しだった友達とは、転学した後も会ったりしてるようです。

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親として高校への気持ちはどうですか?


不登校は息子だけではなかったようなので。
別室登校を認めない等、配慮がない学校の対応に不満でした。

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ママ友や職場の方などとのお付き合いはどうでしたか?


ずっと家に居る息子との生活に、泣くばかりの毎日でした。
救いだったのはパートをしていたので、その時間は気持ちを切り替えられたこと。

特に親しいママ友はいませんが、有る事無い事、噂の恐ろしさを思い知りました。

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わらびもちさんが変わるきっかけはありましたか?


「経験するために生まれてきた」
なんて事のない一言をもらったからです。

息子と私は別なんだと割り切れて、
「行かない息子に巻き込まれない」
友達とランチに行き、楽しそうなハンドメイドのワークショップに参加して、自分の時間を充実させました。

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お子さまにはきっかけはありましたか?


登校日数が少ない学校に転学して、アルバイトをしていると、社会では学歴は重要だと思い知る事があったようです。

以前の学校は、大学以外の進学を認めない!と押し付けられ、逆に専門学校への進学を希望していましたが、
「大学にいく!」
自分で目標を持ち、そこに向けて動き出しました。

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お子さまの現在を教えて下さい


無事に大学へ進学したものの、アルバイトをしていた時に、
「昼間に働いてるなんて中卒か?」と

からかわれた事がきっかけで、パニック障害を発症して。
通学や大教室での授業中、発作を起こす事が度々あり、思うように単位が取れず留年しました。

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現在、勉強に対して親としてどうお考えですか?


勉強の遅れは本人のやる気が戻れば、何とでもなります。

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今お悩み中の保護者の方にメッセージをいただけますか?


息子が「学校に行かない」という現実は、心が裂ける程の苦しみと悲しみと、
「この先どうなるの?」不安に押しつぶされそうな毎日でした。

学校に行くようになったところで、進級や進学、就職、結婚…悩みの大きい小さいと比べることは出来ませんが、常に悩みは出てきます。

「元気に笑って生きててくれたら、なんとでもなる」

今はその境地です。

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ズバリ厳し目のお言葉でアドバイスをいただけますか?


有る事無い事を噂してくれる世間の目は、気にしなくて大丈夫です。
気にしたところで、世間は何にもしてくれません。

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インタビューを受けてくださった理由を教えて下さい


学校に行かないぐらい、なんてことなかったなぁ…いつかそんな日が来る事を、今泣いてるお母さん方に伝えたかったからです。

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ありがとうございました

今回インタビューを受けてくださった「わらびもちさん」言葉は短めですがズバッズバッと直球を投げてくるような。そんなストレート勝負のお母様でしたので、あえて「厳し目のお言葉で」とメッセージをいただきました^^世間は何もしてくれないってホントそうですよね^^インタビューはみなさんにお届けしたくて始めたのですが、私が一番ためになっている気がします。わらびもちさん。ありがとうございました^^

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