最近、「好きなことだけ外に出るのはズルかな」と自分を責めてしまう声をよく聞きます。
でも、本当にしんどい時ほど“家で休む力”が一番の土台になるんですよね。
今日はそのための、小さくて続けやすい体の整え方をお話しします。
好きな用事だけ外に出るのはズルじゃない理由
最近「好きな用事だけ出かけるのって、ズルなのかな?」と自分を責めてしまうお母さんが多いと感じています。
でも、不調のまま外に出るって本当はものすごくエネルギーが必要。
外に出るだけで自律神経は“交感神経モード”になり、体はフル稼働します。
だからこそ、家に帰ったあとは 倍くらいの休息 が必要になる。
うちも不登校期には、
「外に出た=いい日」「家にいた=悪い日」
こんな思い込みで自分を苦しめていました。
でも本当は逆。
家にいる時間は“怠け”じゃなくて 心と体の修復作業そのもの。
その時間をどう整えるかが、子どもの回復の土台になると感じています。
外に出ると交感神経が急に働く理由
学校の前、バイトの前、ちょっとした用事、人に会う前。
こういう時、子どもは必ずと言っていいほど
・お腹が痛い
・トイレが近い
・落ち着かない
という状態になります。
これは甘えでも弱さでもなく、自律神経の反応。
・外では交感神経(緊張モード)がオン
・家に帰ってもスイッチが切れない
・休んでるのに「休まらない」
この悪循環は、不登校期の子どもをものすごく消耗させます。
だからこそ、
“家にいる時間=回復” をどう作るか
ここに一番力を入れてほしいのです。
味噌汁は副交感神経を戻すやさしいスイッチ
心がざわつく日、疲れが抜けない日、何もできない日。
そんな日にいちばんやさしく効いてくれたのが、昔ながらのお味噌汁でした。
・発酵の乳酸菌
・大豆のアミノ酸
・塩分の電解質
・温かさによるリラックス作用
これが全部そろって、副交感神経(休むモード)をそっとオンにしてくれる。
何も特別なことをしなくても、
ただ「味噌汁を飲む」だけで体がほぐれる。
不調の子どもにとって、これは本当に大きな安心になりました。
米麹粉末を味噌汁に入れるメリット
米麹にはもともと
・アミラーゼ(糖を分解)
・プロテアーゼ(タンパク質を分解)
などの“消化を助ける酵素”が優しく含まれています。
粉末にすることで
・味噌汁に溶けやすい
・味が変わらない
・温かい料理にも入れやすい
という使い勝手の良さが出ます。
酵素は熱で弱まるけれど、
腸へのやさしいサポート力はしっかり残る。
腸が整うと自律神経も安定しやすく、
外でがんばった後の“回復スイッチ”が入りやすくなりました。
うちの子も、外出前のドタバタやトイレ駆け込みが続いていた頃、
味噌汁+麹粉末の習慣で 正露丸ゼロ生活 に変わりました^^
今回のおすすめ商品(国産米麹)
● 国産米麹(粉末でも粒でもOK)
私は最初、粒の麹をフードプロセッサーで粉末にして使っていました。
粉末のものを買ってもいいし、粒を自分で砕いても同じように使えます。
味噌汁、ご飯、ヨーグルト、スープ…
どれにもサッとかけるだけで、腸をゆっくりサポートしてくれます。
「外でがんばった後の回復」に本当に助けられた、
“何もできない日でも続けられる小さな習慣”です^^
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