外に出られない時期が長くなると、どうしても栄養が偏りやすい…。
でも「重たくない・作りやすい・食べやすい」食材なら続けられる。
今日はその中でも、私がお世話になってきた“切り干し大根”のお話です。
切り干し大根の栄養と「不登校の子に必要な栄養」
切り干し大根は、大根をぎゅっと凝縮した食材。
乾物になることで、栄養が生の大根より数倍に増えます。
とくに不登校の子が不足しやすい栄養と相性が良いのがポイント。
● カルシウム
→ 精神の安定をサポート
● 鉄分
→ 疲れやすさ・めまい・だるさ対策
● 食物繊維
→ 腸を整えて“気分の安定”を助ける
● ビタミンB群
→ 脳疲労の回復、イライラ軽減
● カリウム
→ 自律神経の乱れによるだるさに◎
不登校の子がよく言う
「疲れやすい」
「朝動けない」
「外に出るとしんどい」
これらは栄養不足と腸の疲れも大きな原因になります。
切り干し大根は、そこにそっと手を添えてくれる“やさしい回復食材”なんです。
切り干し大根は「焼く」「揚げる」で大根感が激減する
切り干し大根が苦手な子、多いですよね。
でも実は 調理法を変えるだけでまったく別物になります。
● 焼く → 香ばしさが強まり、ポリポリおやつ系に変身
● 揚げる → 大根っぽさゼロ。完全にスナック食材
水で戻さず、そのままサッと油で炒めたり焼いたりするだけで
「え、これが切り干し大根?」
とびっくりされるほど食べやすくなるんです。
うちは“戻さず焼くだけ作戦”が大当たりでした。
チーズを加えて薄型の小判状にすると“もちもち感”がアップ
もう一つ大人気だったのが、切り干し大根 × チーズの小判焼き。
こちらは、軽く戻してかたく絞った切り干し大根に
・とろけるチーズ
・片栗粉少し
・塩少々
を混ぜて、手のひらサイズに薄く広げて焼くだけ。
すると…
● 外 → カリッ
● 中 → もちもち
この“もちもち感”がクセになり、
「これなら毎日でも食べられる」
とうちではヘビロテです。
ごま油でカリカリに炒めると「食感が最高」
切り干し大根は、ごま油と相性が抜群。
戻さずそのままフライパンへ。
弱〜中火で数分炒めると、カリッと香ばしい仕上がりに。ポイントはまだ柔いかな?位で火から揚げること。フライパンの上でカリカリになるまで焼いてしまうとあっという間に焦げ始めます
● 食べる時の“噛む刺激”でストレス発散
● 香りで食欲が出る
● 少量でも満足感が高い
不登校の子は“噛む回数”が減りがちなので
このカリカリ食感はメンタルにも良い働きをします。
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